適用箇所
本工法によって築造される路上再生路盤は、「舗装設計施工指針」で規定する上層路盤に該当するため、適用箇所は原則として、路上再生路盤と路床との間に、下層路盤に相当する既設路盤を10cm程度以上確保できるところが望ましいです。
なお、これまでのCFA工法の適用事例は、一般的な地方道や国道以外にも高速道路や農道等の既設舗装の構造強化を目的としたものから、表層にアスファルト混合物を設けずにCFA安定処理のみで構造強化を図り、仮設道路や駐車場、資材置場等へ適用した事例もあります。
構造設計
CFA路盤の等値換算係数は、「舗装再生便覧」に a=0.65 と規定されています。
薄い厚さで所要等値換算厚さを確保できます。
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同一等値換算厚さ |
配合設計
※フォームドアスファルト量
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路上再生路盤用骨材量に対するフォームドアスファルトの質量百分率(%) |
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使用骨材中の2.36mmふるいに残留する部分の質量百分率(%) |
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2.36mmふるいを通過し、75μmふるいに残留する部分の質量百分率(%) |
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75μmふるいを通過する部分の質量百分率(%) |
※セメント量
一軸圧縮強さ、一次変位量、残留強度率の共通範囲から決定
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配合設計フロー(舗装再生便覧による) |
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